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松任谷由実コンサートツアー 2013-2014



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   Diary (Update '14.08.03) (公演別ミニレポ集 ※地名クリックで該当レポにジャンプします)
ゲネプロ(2013年11月19日)
東京 (2013年12月12日)
松山 (2014年03月29日)
札幌 (2014年05月31日)
東京 (2014年07月16日)
よこすか(2013年11月20日)
宇都宮 (2013年12月19日)
名古屋 (2014年04月19日)
熊本 (2014年06月19日)
東京 (2014年07月18日)
神奈県 (2013年11月27日)
大宮 (2014年02月25日)
名古屋 (2014年04月20日)
東京 (2014年07月02日)

 
 会場概観("ROAD SHOW"の時に撮影したもの)

★2013年11月19日(火)
 ゲネプロミニレポ (↑Top of page
 (よこすか芸術劇場)

※ツアー終了後に書いてます。

幸運にも知人がゲネプロご招待に
当選。誘われて来場。
「POP CLASSICO Tour」の印象を
決める貴重な1日となりました。
席はブロック指定の自由席だと思い、
早目の方が良かろうと13時前に
列に並びます。
ところが招待状を指定席券に替える
方式で、2列目右側を確保(喜)。

15時49分頃、M氏と武部さんが登場。いわゆる前説の始まり。
M氏からは、
「全体は4つのシーンに分かれている」
「バンドメンバーや衣装デザイナーが替わった」
武部さんは「40周年の節目にあたる」とご説明。
もっと色々話されたのですが、メモをちゃんと取っておらず後悔。

この日ならではのトピックスを二つ。
☆「WANDERERS」後のMC。
久しぶりの「WANDERERS」でした。 たくさん間違えたので、明日は頑張ります。
☆アンコール「14番目の月」後のMCで、今日はM氏の誕生日だと披露。
「♪Happy Birthday to you」を客席と一緒に歌うと、 客席内PA卓にいるM氏の元に
ローソク付きケーキが届きました。
M氏が炎を吹き消すと、場内は更に盛り上がりました。

何しろ予備知識もネタバレもない状況で、しかもこんな良席。
ステージで繰り広げられる全てに魅了され、アッという間に終了。

 
 ロビーのボード。この後、全国を回りました。
EC3「ひこうき雲」が終わり、ユーミン、ミュージシャン、コーラスが 一線に
並ぶ。ギターの遠山君が泣いてます。
プレッシャーから開放されたのか。
今日初めて会ったギタリストで、始めは外見からしてちょっと・・・と感じたりも
しましたが、素直な子なのかも(汗)。
当然のようにWコールはなく、
18時20分頃終了。
この日がツアー中で最も強烈な印象を残したと宣言します。
詳細は以下のレポートで少しずつ、
ということで。

(↑Top of page


★2013年11月20日(水) ツアー初日ミニレポ(よこすか芸術劇場)(↑
Top of page

※ツアー終了後に書いてます。

さすがにツアー初日。大勢のお知り合いの方にお会いしました。
FC先行はじめ、抽選にハズれまくり、どうなることやらと思いましたが、
長年おつきあいのある方にチケットを譲っていただき、大感謝。
お席は3階で、今夜は高みの見物。きのうのゲネプロをなぞるように鑑賞。
場内の熱気にのまれそうになりながら、またまたアッという間に終盤へ。
最後、今夜は小野かほりさんが泣いているように見えました。
Wコール有りも当然の盛り上がり。
ユ:本当にうれしいです。新作が受け入れられるってのはね。
「卒業写真」をしんみりと聴き、終演は20時58分頃。
詳細は以下のレポートで少しずつ、ということで。(↑Top of page

★2013年11月27日(水) (↑Top of page
 神奈川県民ホール

 本編終盤とアンコールの熱気が
 Wコールの引き金に。
 「40年前にこのホールに初めて
 立てたのはうれしかった」
 建替えの話しに客が少しどよめき
 「新しくなってまた来れたらいいな。
  大好きな横浜の歌をお送りします」
 曲はもちろん「海を見ていた午後」。
 終演は20時55分頃。

 ←会場3階より
  「みなとみらい」方向を臨む
(↑Top of page

★2013年12月12日(金) (↑Top of page
 東京国際フォラーム

 ゲネから今夜で4回目。回を増すごとに
 お席はステージから遠ざかりまして、
 今夜は2階の最後列から6列目です(泣)。
 1階席の5列目位までしか見えないので
 1階の盛り上がりがサッパリ分かりません。
 シャンソンの映像では、石柱上部の彫像や
 炎が見えないですし、ミスブロからの
 ◎◎◎◎電飾の最上列は半分見えないし。。
 いまさら文句を言ってもしょうがないので、
 今夜は背もたれに背中と頭をくっつけて、
 自分なりの妄想ストーリーを考えながら
 リラックスしつつ、ステージングに集中。
 けっこう良いおハナシが出来つつあります。
 かなりお恥ずかしいモノですが、
 いずれ書きます。
 もっとも目立った演出変更は
 悪評プンプンだったギター遠山氏の
 紹介コーナー。様変わりしてました。

今井君が「彼はEXILEへ入りたいと
就活中」という振りから始まり、
最後は遠山さんとハモったりして、
いく分上品になったかと。
ミスブロやワンダラの振り付けも
変わったと言っている人が
いましたが、私は分かりません。
何しろ2階の最後列から6列目
(クドイ、笑)。でも、だからこその
シーンもあるのです。
ユーミンに注がれるセンター
スポットとか、LEDスクリーン周囲に
ある28機の回転サーチライトの
ビームがシンクロしながら
回ってゆく様とか、ゾクゾクしたです。

あくまでもイメージですが、2階席の立ち率は「WANDERERS」で3割、
「Discotheque」で7割、リグレットで総立ちといった感じでしょうか。


*会場より一つ皇居寄りのストリート(終演後)
 このへんになるとツアーファイナルの
 ような盛り上がり。壮観です。
 エンドロールが流れると次々と
 帰り始める客。
 今夜は5分遅れくらいの開演で、
 これはWコールがあるに違いないと
 確信していたので、ひたすら手拍子。
 スグにユーミン、武部さん登場。
 お歌の前のユーミンの言葉。
 「どうも!
  いま受け入れてもらえて最高に
  幸せです。ありがとうございました」
 曲は卒業写真。
 手拍子打ったり、一緒に歌う客は
 困り者ですが、
 そのうち静かになって良かったです。

やはり地元公演だけあって、今夜のお客さんは
暖かい感じを受けました。
ワタクシメ、今回のツアーはなかなか気に入ってます。
気がつけばもう「Miss BROADCAST」。
2時間がアッという間。
ということで、まだまだお楽しみは続きます。 (↑Top of page


★2013年12月19日(木) 宇都宮市文化会館 (↑Top of page


 宇都宮市文化会館入り口
 当地では前日に初雪(みぞれでも初雪扱い)。
 都心よりグッと寒く、底冷えします。
 いちおう関東地方ですが、遠征には違いなく、
 まずは宇都宮駅パセオ内餃子小町某店にて、
 公演前の腹ごしらえ。お店毎にメニューに
 工夫が見られ、空腹なら食べ歩きも良いかと。
 余裕は見込んだつもりでしたが、小雨と
 ラッシュ時間帯の為かバス停で待ちぼうけ。
 会場着は18時15分。かなりギリギリです。
 開演前のオペラサウンドが大きくなっても
 ざわつかない客席。リピーターは多くなさそう。
 ほぼ定刻のスタート。今までの経験では、
 この会場は盛り上がるのです。
 1曲目フライング直後に客は立ち上がり、
 ノリの良い所を見せてくれます。
 座るべき時には座り、盛り上がり曲では立つ。
 メリはりある客席は大人な感じもしてきます。
 お席は1階6列目の右端。
 座席図を見てウ〜ムと思いましたが、
 やはり前列は良かったです(汗)。

 ユーミンの心意気が直に伝ってきます。
 東京公演から1週間過ぎましたが、
 歌唱に磨きがかかりなれてこられた
 ご様子。パワー配分をしているとはいえ
 本編最後の曲では身体の動きが激しく
 全力を振り絞っている感じに、ついつい
 こちらの胸が熱くなります。
 エンドロールでもかなりの客が残って
 手拍子。観客なだれ込み防止用の
 ロープもあり、係員が行ったり来たり
 していて、Wコールがあっても良い
 雰囲気でしたが、残念ながら無し。
 再びバスに乗り宇都宮駅へ戻る頃は、
 更に雨が激しくなりました。
 自分には今年最後のコンサート鑑賞を
 大満足な気分で終える事ができました。
 (今夜はちょっと贅沢に(?)ホテル泊まり)
 (↑Top of page

 お宿よりJRの線路越しに東口側を臨む

★2014年2月25日(火) 大宮ソニックシティ (↑Top of page


 会場入り口(18時20分頃、入場する長い行列)
 苗場最終日1週間後のツアー再開。
 リハが長引いたのでしょうか、
 開場が遅れた模様。
 開演は18時45分頃。
 1曲目のフライング後の盛り上がりは
 エリア限定という感じで、いつもの
 大宮より盛り上がり度低めで開始。
 だんだん熱気が高まるのはどこも
 同じ。本編最後は熱狂的に。
 しかし私の周辺は全然立ちません。
 ここはシルバーシート??(哀)
 ユーミンの歌唱は心配不要でした。
 私は「雨に願いを」で毎回ハラハラ
 するのですが(汗)。
 特に「愛と遠い日の未来へ」は大熱唱
 だったと思います。Wコールあり。

★2014年3月29日(土) ひめぎんホール(愛媛県松山市) (↑Top of page

 
 会場正面('14.03.29 17時25分頃)
「四国へ行った事がない」との同行者の希望もあり、 本ツアー初の本格的な地方公演参加は松山に。
自分的には「ViVA!」高松公演に次ぐ
2回目の四国公演参加。 桜が満開の時期。到着時は今にも雨が降りそうで、 空気も少し冷んやり。
お宿の部屋から松山城が見えます。

路面電車に乗って会場へ。写真で見るよりずっと立派な会館にビックリ。
開場が遅れており、5階吹き抜けのアトリウムロビーにはお客さんの長蛇の列。 FC先行によるお席は1階最後列から2列目(哀)。


 1曲目のフライング後の状況で、その日の盛り上がり度を占うのですが、
 今夜は好調。当地の客は曲を分かっていて、マナーをわきまえているようで、
 前列から後列へ波立つように立ったり座ったり。
 自分の気持ちと同期しているような心地よさ。
 公演を重ねるごとにユーミンの歌唱は安定してきており、今夜は(ほぼ)満点。
 特に「シャンソン」では熱い気持ちが伝わり、次の「雨に願いを」の
 静寂な雰囲気と対比して、輝きに満ちた後半への区切りとなるように思います。
 イントロだけで熱気が増す「WANDERERS」に「リグレット」。
 「Discotheque」での客の手によるジュリ扇ふうの振り付けは定着したようです(笑)。

 アッという間にアンコールになり、客の呼び声も聞こえる中、最後のMCは
 「ツアーの最後まで見守って」という感じだったかと。

 
 終演後、ロビーの看板前('14.03.29 20時30分頃)

 
 松山でははずせない所('14.03.30 11時30分頃)

 
 リフトに乗って松山城へ('14.03.30 15時頃)

全体を通して良い雰囲気で盛り上がったのですが、 エンドロール後の客引きはとても早く、 1階でWコールを待つ客は全体の5分の1位??
主催者の気持ちに立てば、これではユーミンを出す訳には行きません(汗)。

新グッズ「POP CLASSICO DOME」の見本を探しましたが、まだ置いてなかったです。

終演後は雨が本降りで寒いくらい。
再び路面電車に乗り大街道へ行き、
松山鮓のお店へ。海の幸とほど良い
酸味のご飯とのマッチングが素晴らしく、
セットの鯛そうめんはダシの味が最高、
茄子味噌漬け、手作りこんにゃく等
美味づくし。
お宿の朝食バイキング以外、今回は
全て和食。
こちらでは見かけないじゃこ天は、
カツやうどんでもいただきました。

翌日の帰路フライトは19時20分発。
観光の時間はタップリと思いきや、
道後温泉本館と昼食をはさんでの
松山城2か所で時間切れ。
本館の個室は満杯なので
「神の湯二階席」コース。
ひたすらレトロな大衆浴場の趣きを、
お茶菓子と館内ご案内付きで。
路面電車の終点が温泉街で、
ちょっと不思議な感じがしました。

曇天で美しさが半減したとはいえ、
松山城の桜は色とりどりで見事。
あらためて当時の建築技術のスゴさを感じ、城マニアがいるのも納得。
天守閣からは伊予灘の島々や山並みが見え、「四国は箱庭」なる自分のイメージを再認識。
松山は四国最大の街で人口約51万人。宇都宮とほぼ同じとは知りませんでした。

おみやげはタルトと坊ちゃん団子。
「しまなみ海道」とか瀬戸内情緒を
楽しむ余裕はありませんでしたが、
非日常の時空間を堪能しました。

(↑Top of page

★2014年4月19日(土)、20日(日) 名古屋センチュリーホール (↑Top of page

 
 会場概観('14.04.19 17時40分頃)
 
 庭が見える「いば昇」特等席にて櫃まぶし
 ('14.04.19 11時30分頃)
 
 エレベータ付きの巨大な名古屋城
 ('14.04.19 13時40分頃)
 
 金山駅前の名古屋ボストン美術館
 ('14.04.20 16時30分頃)


1泊して2公演観てその日に帰る、
という欲張り遠征をしてきました。
天気予報はころころ変わり、1日目の夕方から雲行きがあやしくなってきました。 センチュリーホールはプロコル競演ツアー最終日以来。約1年4か月ぶり。
名古屋の客はクールで客引きが早いという印象がありましたが、今回は2公演
とも1曲目から会場が沸く空気を感じて、ちょっと意外。
1日目は2階3列、2日目は1階24列と お席は全然良くないです。
1日目、2階の当方周辺では立つ人はおらず、1階席の総立ちをうらやましく眺めるのみ。 2日目は終盤では1階席は
総立ちな感じで、一体感を味わうには
やはり1階席が良さそう。
結局、2日ともダブルコールはありませんでしたが。


珍しく演出の変更がありビックリ(笑)。
「Hey girl ! 近くても」の時に、ユーミン&女性コーラスがJINSのメガネをかけてます。
19日(土)は曲の最後に「〜ユーミンバージョン」とコーラスが叫んだのですが、はっきり聞き取れず、メガネ姿も良く見えなかったので「ナンだコレは?」だったのですが、後で知り合いの人に教えてもらって納得(恥)。
20日(日)はそのお叫びが無い代わりに、本編最後のMCでユーミンが説明しました。


そのMCも一変。
アルバム製作やグッズのデザインに森本千絵さんが関わった事にふれ、メガネの事も「まだ売ってます」と紹介。「毎回同じと思われるかもしれませんが、ライブはその日ごとに違う印象」とも。
遠山氏の紹介スキットは日替わりで、最終形を探しているのでしょうか?
19日(土)は遠山氏が「今井さん、今井さん、今井さん」と3回連呼して会話に入ってくるのが可笑しく、 20日(日)は今井君が「ティナさんがウインクのコーラス〜」という前に、ユーミンが割って入ってました。台本通りなのかトチったのかは不明(汗)。


4月20日(日)で全66公演の半分終了。
後半の公演でも演出が所々変わるのでしょうか。


今回は「食」も観光も充実。
19日(土)は名古屋到着早々にお宿へ荷物を預け、 11時開店の「いば昇」へ一番乗り。庭が見える特等席での
「櫃まぶし」に感動。
そしてまだチェックインまで時間があるので、名古屋城へ行きました。 コンクリートで再建されたいわば観光城ですが、威風堂々といった趣きで、外国人観光客も多く楽しめました。 夜は栄の「まるは食堂」でプリプリのエビフリャーとお刺身をいただきました。

翌日。コンパルで具だくさんのサンドイッチ(チキンカツとヒレカツ)昼食の後、金山の名古屋ボストン美術館へ。
開館15周年記念「ミレー展」に入場。
「種をまく人」を筆頭に、ミレーや彼が住んでいた村の名から「バルビゾン派」と言われる画家の作品をじっくり鑑賞。 雨降りの為か客は少なく、
時間に余裕があるので関連映像も全部観て、美術館を全て味わい尽くした感じ。
松山に続き、今回も非日常の時空間を堪能しました。

(↑Top of page


 
 会場概観('14.05.31 17時30分頃)
 
 (上:昼食(スープカレー)下:夕食(海鮮居酒屋))

★2014年5月31日(土) (↑Top of page
 札幌公演ミニレポ

「ViVA!ツアー」以降、参加するのがお決まりの札幌。
前日は真夏日でしたが、今日はそれほど暑くなく乾いた空気が実にさわやか。樹木の緑は鮮やかそのもの。
風に乗って綿毛のようなモノが舞ってます。

さて今回のお席は1階10列目左寄り。昨今の風潮を鑑み、後ろの人に
「立って良いか」と尋ねると
「子供がいるので」と難色気味。
でも1曲目のフライング後に周囲が立ち始めると、背中をつつかれ「どうぞ立って下さい」。イイ人ダ(喜)。
しかし何故か当方前方エリアは座りっぱなしの客が多く、会場右半分の盛況を削がれる感じでイマイチの雰囲気。 最初のMCでユ「ロードショー以来の」と言うやいなや「待ってました」と客の声。
「(前回以来)3年分バージョンアップした私を見て下さい」と続きます。
後のMCでもユ「息子くらいの人と一緒にやっている??」と言うと、客「そんなことない」とフォロー(笑)。
ユーミンの声は最初少しかすれ気味の所もありましたが、徐々に平常モードに。 立つところは立ち、座るところはスーッと座る、分かっている客が多かったように思います。 (自称)羽衣コーナー以降はどこの会場でもヒートアップ。個人的にはリグレットが最高。 残念だったのは見切れ席だった事。例えば「シャンソン」での柱の映像は左の1本見えず。◎電飾も左の1.5列が見えなかったです。
  アンコールも2曲目の14番目までくるとお祭り状態。
「ひこうき雲」で熱気を冷ましつつ終了。
エンドロールが流れる中、帰る客もチラホラ。
ほとんどの客は次の感動を待ちながら拍手。
ポッとステージが明るくなると、この日一番の
雄たけびのような怒涛の歓声と拍手。
ユーミンと武部さん再登場!

「今の私を受け入れて下さってありがとう。
 ツアーも残り少なくなったんですけれど、
 早く札幌で思い切りやりたかったので、
 この素晴らしいアンコールをかてにして
 やってゆきたいです。またお会いしましょう」
客の手拍子も合唱もない「卒業写真」。

本当に良いコンサートだったと思える一夜でした。 会場内外で現地や出張組の方々と会い、
短時間でもお話しできて良かったです。

← ツアーのない年にお立ち寄り?
 
 旧道庁('14.06.01 11時過ぎ)
レポ後半は旨いもの日記です(喜)。
今日のお昼はいつの頃からか「札幌と
言えば」のスープカレー。
近代美術館西門前の某店へ。
今までスープカレーは食べた事が
無かったのです。
ジックリ煮込んだ道内産のお野菜が
タップリ。 ぶっといゴボウはじめ、とてもやわらかく実に美味しかったです。
辛さは普通を選び、自分にはそれで十分でした。 「4種類のベリーのジェラート」のデザートでおクチサッパリ。
終演後は「すすきの」へ繰り出し、
海鮮居酒屋さんへ。
 
 レンゲツツジ満開(北大植物園)
 ('14.06.01 11時20分頃)
最初に頼んだ「刺身盛り合わせ」の美味にノックアウト(喜)。 2人前でこれだけ!?という量とそのお値段だけの事はある。 「ほっけの開き」も都内では見ないような
大きさで、 何から何まで「さすが北海道」の味を満喫。

スポーツ界や芸能界からのお客さんも多いようで、 「バットとボール」やサイン色紙が展示されてます。
帰りがけにひと通り眺めて行こうと思ったら、
何やら同席者が騒いでます。
ナンとユーミンのサイン色紙が!!
これを知っていて来た訳でなく、想定外の展開に。
昼も夜も地元の方オススメのお店で大正解(幸)。

翌6月1日(日)は地元のお知り合いの方と共に「北大植物園」をゆっくり散策。 ビル街の中にある広大な「緑のオアシス」で、時々風に乗って小さい葉っぱが舞っていたりします。 温室の池に浮かぶ睡蓮で「MODELEの気分」にひたり、民族資料室や植物園創始者記念館ものぞき、 アッという間に空港へ向かう時間になってしまいました。 空港ではお決まりのラーメンを食べ、速攻でおみやげを買い、搭乗ゲートに時間ギリギリで滑り込みセーフ。

今回も楽しい思い出がたくさん出来ました。
(東京の余りの暑さにグッタリ) (↑Top of page

 
 会場概観('14.06.19 15時30分頃)
 
 熊本城('14.06.19 15時00分頃)
★2014年6月19日(木) (↑Top of page
 熊本ミニレポ

ここ何年か、苗場BBSにおける熊本県民の「ツアーで来て下さい」コメントが印象的でした。 今回のツアー日程に熊本が入り、きっと盛り上がるだろうと思い、やってきました。
UFO型の小ぶりな会場に着くと、広場の端に立見席の人が列を作っていました。

☆ライブ編

1曲目が始まるやスゴい拍手と手拍子。フライング後は1階総立ち。
当方2階席の1列目で目の前にある
2層の防波堤(壁)が高く厚く、 身を乗り出さないと1階の様子は見えないのですが、 とにかく熱気がムンムンと伝わってきます。

最初のMC(だいたいこんな感じ)。
「こちらに入った時、随分と来ていないのに気づいて。熊本は久しぶり。
何と16年ぶり(どよめく客席)。 「くまモン」に負けないよう、全力で頑張ります。最後までごゆっくり。」
「雨のステイション」の途中で、ユーミンが座って下さいとアピール。 「ハロマイ」の後でも「体力を温存できる時は温存しておいて下さい」。
「大丈夫!」という客の声。

「シノラーの衣装」と紹介すると、「カワイイ!」との声も出て、 1階席は相当ヒートアップしている模様。
今日は1階席にいたかったです。
「WANDERERS」後のMCは様変わりしてました(一字一句が正確ではありません)。 「以前だったら各地で美味しい物を食べたり観光したり。今回は修道女のような毎日。 公演後はホテルに戻って、マッサージを受けてクールダウン。お酒無し。 ライブをやりに来てるから、100%をライブにささげたい。 今回は特にストイック。ステージで燃え尽きたら最高。」
FMの番組によるとライブの回数を重ねてきて、ストイックさが少し減り、余裕も出てきたご様子ですが。

ここでも「青春のリグレット」はパワフル。イントロだけで身体が反応する。
それまで2階でも左前方の一画に立つ人々がいましたが、このあたりになると、
2階席もかなり立ってます。
1階はこれぞ総立ち。稲穂が風にそよぐように身体が揺れてます。
「Discotheque」の手のひらアクションはすっかり定着した模様(笑)。
アッという間に本編、アンコール、エンドクレジットと時は流れ、さてその次は。
2階は帰る人が若干いましたが、1階の客はほとんど手拍子。
2階1列目と防波堤(壁)の間は他会場より余裕があり、次々と人が並び始めます。
私の隣りにやってきた男性が「出てくるよ」と小声でささやいています。
そしてユーミン、武部さんの登場で、会場全体が歓声に包まれ大騒ぎ状態に。
「今の私を受け入れて下さってありがとう。素晴らしいアンコールをありがとうございます。 お互い、時の流れにかわっていくことがあっても、また会いましょうね。
知っている人は歌ってね。」そして始まる「卒業写真」。終了は20時52分頃。

客席の熱狂に当てられて、リグレットの時(?)ユーミンは振りを間違えていた?(汗)
一人ひとりの思いが集結すると、こんな事になるのだなとあらためて感じ、
はるばるやって来た甲斐があり、本当に良かったです。

 
 上:昼食(熊本ラーメン) 下:夕食(馬肉コース)
 
 阿蘇草千里('14.06.20 14時頃)
 
 「くまモン」コラージュ
☆お食事編

ご当地グルメで攻めてみました(喜)。
6月19日(木)、まずは宿に荷物を預け
近所のラーメン店で昼食。
ふだん豚骨ラーメンは食べないので、店に入るやいなやの香りに身体がのけぞります。 長時間煮込んだスープが売りなので、こういうモノかと納得。
夕食は馬肉専門店の鉄板焼きコース。刺身も充実。馬肉のソフトな味わいは感動的。
どちらのお店も公演会場も、お宿から徒歩数分でとても便利でした。
6月20日(金)は太平燕(たいぴーえん)。鶏ガラベースのスープに春雨麺、野菜と卵入りが基本。 やや塩味のタンメンの趣き。あっさりした感じで良かったです。

☆観光編

6月19日(木)、宿にインする前に熊本城へ。公演会場のスグそば。 遠くから見ると、均整が取れて荘厳な感じ。 中は見事にコンクリート作りで少々ガッカリ(汗)。

6月20日(金)は九州産交という会社の半日バスツアーで阿蘇高原へ。
ツアーと言っても「路線バス乗り継ぎ旅」。 指定席ではなく各乗車券がセットされているもので、 乗り間違えたり、乗り遅れたら大変な事になります(笑)。 バスから広大な盆地を眺め高度を増してゆくと、牛の放牧が見え、 やがて今も噴煙を吐く中岳を臨む「草千里が浜」へ到着。 この広々感が素晴らしいです。
標高約1,000メートル。天然の冷房はさわやかで、風が吹くと寒いくらい。 これで快晴なら最高でしたが、雨に
降られないだけでラッキーと思うことにします。
昼食後、バスツアーに含まれる阿蘇火山博物館を短時間で巡り、そして 阿蘇くまもと空港へ向かい、帰路に
つきました。


  ☆番外編(「くまモン」コラージュ)

阿蘇熊本空港に着き、機内預け荷物受取所で
まず最初の「くまモン」に遭遇。
以降、ありとあらゆる場所で見かけました。
官民あげての熊本県統一キャラクターなのですね。
素晴らしい!!

写真上段
 左:カラオケ店、右:商店街アーケード
写真下段
 左:道の駅、右上:クルマ(阿蘇くまもと空港)
 右下:熊本城売店  (↑Top of page


 
 ('14.07.02 18時10分頃)

 
 最新のポスターが目を引くロビー内の帝劇公演
 チケット先行販売ブース(18時40分頃)

 
 帝劇正面ディスプレイ('14.07.02 18時00分頃)
★2014年7月2日(水) (↑Top of page
 東京公演ミニレポ

4月の東京公演はパスしたので、
東京国際フォーラムは約7か月ぶり。
ホールCではジブリの新作試写会を
やっていました。
昨年12月の2階21列から今日は1階24列と大前進。ゆったりした椅子が、前の人の頭が邪魔にならないように配置されており、とても見やすいのはありがたいです。

正直なところ、2週間前に熊本公演の
熱気を体験した後で、16年ぶりの地方
公演と最後の3公演を残したホーム
グラウンドを比べてもしょうがない
のですが、 今夜はちょっと物足りなく
感じました。

最初のMCでは「(ツアーは)いよいよ今月で終わります。今夜はツアーのベストショットを目指します」。
それにしても、中央前方のブロックが「WANDERERS」まで全く立つ人が
いません。左右は共に盛り上がっているのですが。 ユーミンが赤いドレスで登場しても拍手ひとつ聞こえない。
東京のクールさを示す、よくある光景
かもしれません。
遠山さんの紹介スキットでは
「今日は今井君の誕生日」とPR。 「WANDERERS」の後には「この曲は
アリーナツアーを思い出します。
アリーナツアーとホールツアーでは
随分と違う。私にはホールツアーが
向いていると思う」とコメント。
聞いたハナシですが昨日は「前にも来てくれた人いますか?」「何度見ても同じですよ」と、 衝撃的なご発言があったそうで、さすがにマズいと思ったのか、今夜は無し(汗)。

ちょっとやそっとでこのバカでかい会場が熱気に包まれる事は無いのですが、 本編終盤ではほぼ総立ち状態となり、
一安心。Wコールはありませんでした。 ステージに駆け寄る客を阻止する係員が通路におり、帰ろうとしている客を出口方向へ誘導。 PA席のスタッフもスグに席を去りました。
最終の3Daysはどうなりますやら。

会場ロビーで帝劇公演のチケットを
座席を選べる方法で売ってました。
土日千秋楽など扱いの無い公演も
ありましたが、FC先行より良いお席が出てたような気がします(汗)。
当方の鑑賞はあと2公演です。
(16日と18日)

(↑Top of page

 
★2014年7月16日(水) (↑Top of page
 東京公演ミニレポ

ロビーから伸びるエスカレータ脇に 「今日はカメラ収録がある」旨の掲示があり、 ふむふむ、そうなのかと思い着席。 そして18時55分頃、何の予告もなく M氏と武部氏がステージに登場、 客席がどよめきます。
まるでゲネプロでの前説の再現のようです。
M氏
今日は皆さんにおわびがあります。撮影が入ります。 (客席ヒートアップ)
ワケ有りのカップルとか映ると困るヒトがいるかも。
武部氏
(今までは)1曲目のある所でみんな立つんですよね。
M氏
引きの画面ではみんな立ってた方が良いです。
3日続けて撮影しますが、 編集で違いが出ない方が良いので
皆さんよろしくお願いします。

といった雰囲気で会話が続き、 今日はスタンディング公認のようなモノ。
後ろを気にしなくて良さそうです(喜)。
「5分20秒後に始まります」とM氏の締めで前説終了。
そして、ワグナーのタンホイザー入場行進曲が流れ始めます。
そしてそして、いよいよ開演。
LEDスクリーンへの投影が始まり、 早くもファイナル並みに盛り上がります。

1曲目からステディカム装備のカメラマンが、ユーミンの回りをグルグル回り近接撮影。 M氏がおわびしなかったら大変な事になったかも。 「WANDERERS」でも同様。
ミュージシャンにもしばしば接近して撮影。
ステージ後方には小ぶりなクレーンカメラも。

最初のMC。

こんばんは。「POP CLASSICO」の世界へようこそ。
いよいよこのツアーもあと数日で終わります。
ツアーの集大成を残そうと撮影も。
もちろんツアーのベストショットを目指します。
皆さん協力してくれますか?
客:オ〜(笑)
ユ:ありがとう

これ以降のMCも最終形となりましたが、 あいにくボールペンのインキが切れて
メモが取れてませんので、7月18日のレポに割愛。
ちなみにJINSやグッズの紹介は無くなりましたが、
「Hey girl !」では相変わらず赤いメガネをおかけでした。
ナンの事か分からなかった客がいたかも(汗)。
Wコールの「卒業写真」も聴けました。
今夜は1階17列とまずまずのお席。
明後日は2階席なのでガラッと印象が変わるでしょう。 (↑Top of page


 

★2014年7月18日(金) (↑Top of page
 東京(ツアー最終)公演ミニレポ

ツアーが始まった時、8か月は長く
ファイナルなんてずっと先の事と思いましたが、 気が付けば今日がその日。いよいよ見納めです。
今夜も前説のお二人登場。M氏は高級そうなスーツ姿。 途中で「DVD!」と客席から声がかかり、 「DVD? Blue-lay・・・」とモゴモゴ回答(?)のM氏。
出すとも出さないとも明言されず。

クールな東京の客も、最終公演は別でもう熱気が違います。
私の席は2階の最前列。やはりステージまで遠く、高みの見物状態。
こういう貴重な公演は1階席に限ると思いました。 それならば今夜は曲をジックリ聴こうと。 そして「今だけを〜」での水玉模様の照明など ステージ上や場内への照明も楽しめます。

ステージ前にはドリー(移動)カメラが常に左右に動き、 ユーミンを狙い続けてます。20列あたりも同様だったとか。

「無限の中の一度」後のMCは7月16日(水)と同様。
「Hello, my friend」の後では
(一字一句が正確というわけではありません、以下同様)

実は去年から今年にかけてたくさんの別れがありました。 ヒプノシスのストーム・トーガソン、 衣裳デザインのフランク・クレンツ、 ステージ・デザイナーのマーク・フィッシャー、 去年まで一緒にやっていたドラマーの宮田君との別れ。 才能ある人は生き急いでしまうようで本当に悲しい。
新しい出会いもありました。 ひょっとして今日初めて私のショウを観る人もそうかもしれません。 一期一会。 深呼吸するように音楽をつむぐんだと思います。

そしてパイプオルガン風のサウンドが流れ「シャンソン」へ。 3日連続公演はきついとご本人も言ってましたが、 正直なところ始めのうちは発声がつらそうでした。 でも、いつも、この曲は熱唱。気持ちがこもってます。 続く「雨に願いを」と共に、この静かな展開が 本ツアーでは最も強く印象に残りました。

2階席でも立つ客が目立ってきたのは「Miss BROADCAST」あたりから。 床が揺れて少々怖いです。 「WANDERERS」の時、双眼鏡を覗いたら、 必死の形相のユーミンが見えました。 その後のMCでは、 今日でこのツアーも終わり。 最初は8か月というのが信じられなかったですが、 (今は)終わるのが信じられないです。 以降は修道女のようなストイック話し。

昨日から加わった「Discotheque」でのミラーボールは、意外と小ぶりでした。
満場の熱気に包み込まれているうちにアッという間に本編終了。
アンコールでユーミン再登場。
「40年後にこうしている自分。何と私は幸せなんだろうと」 までは従来通り。

このツアーが終わる瞬間、次のレースはスタートします。 そしてそのレースが再びツアーで終わる時まで、 終わる事のない自分のレース。 こんな私の闘いですが、また観に来て下さい。 私は闘い続けています。
「愛と遠い日の未来へ」で映し出される 幼少時代のモノクロ写真も今夜で見納め。
14番目では再び床が揺れ「ひこうき雲」でアンコール終了。
エンドロールではM氏の名前にひときわ大きな拍手が巻き起こる。
帰る客はほとんどいないような感じです。
一昨日、昨日とWコールがあったので、今日ないハズがないです。
そしてスポットライトが点灯、ユーミンと武部氏登場。

みんなに出会えた事にただただ感謝です。 私は音楽をやっている時は青春。
その音楽を聴いている人も青春そのもの。 必ずまた会いましょうね。
知ってる人は一緒に歌ってね。
そして始まる「卒業写真」。
途中、涙ぐんだのかユーミンの歌声が途切れ 客の歌声だけになるシーンも。
二人がステージ脇へはけた後も止まぬ手拍子。
そしてついにはメンバー、コーラスにバックステージのスタッフも
出てきてのカーテンコール。
一同がステージ脇へはけた後、更にコーラスも現れ、
本ツアー中最初で最後のトリプルコール!
曲は「やさしさに包まれたなら」。
終わって欲しくないと思いながらも、 手拍子を打っている間に終わった感じです。
最後の締めは
ユ:ありがとうございました!
終演時刻は21時39分頃。

 
 *ロビー写真:愛読者様ご提供、Thanks!

「Road Show」の仙台ファイナルはパスしたので、
久しぶりに「これぞファイナル」な気分になれました。
ユーミンの将来への意気込みも聞けて、本当に良かったです。
今夜は北は北海道から南は四国まで、 大勢のお知り合いに会いました。
一言すらも話せなかった方が多く、すこぶる残念。
そうそう、森本千絵さんを開演前にB1カフェテラスで、終演後に ホール内喫煙所で
と2回もお見かけしました(喜)。
知人と近所のコーヒーショップで余韻に浸り、帰宅。
「松任谷由実コンサートツアー 2013-2014 POP CLASSICO」 終わりました。
本当に、8か月はアッという間に過ぎてしまいました。
そして1週間たたないうちに帝劇の製作発表。
パワフルなユーミンには、ひたすら感心するのみです。

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