大宮ソニックシティ大ホール('99.12.26)(Update '99.12.28)

スユア以来、ユーミンは久しぶりの大宮ソニック(本当は10日ぶり>角松敏生)。
外は北風強く寒い上、開場までちょっと飲んだりして若干ホロ酔い気味でもあり、
何か夢を見ているような錯覚を起こさせる時空間でした。
2階の14列はちょっと遠い席ですが、今回のステージではあまり影響はありません。

やはり、今回のツアーは定員2000名程度のホールにはピッタリとハマるようです。
お隣りはマダム達。「夫婦共稼ぎなのね」「子供なんかいらないのよネ」と井戸端談義。
前の席の女性群は曲によって座りながら、立ちながら、踊っていて賑やかですワ。
やはり立ちたくてウズウズしているファンも多いようです。

今日の衣装は24日と同じバージョン。曲順も「よこすか初日」に戻りました。
MCもかなりリラックスしてきて、客席からの「可愛い!」「ありがとう」といった
コミュニケーションも豊かになりました。

いかにもユーミンらしい視点だなァと思うMCは、「Lost Highway」前の部分。
ミレニアムに触れて、「世紀末っていうのは何年も前から意識していたけど、
ミレニアムっていうのは最近になって・・・。これはスゴいことだと思います。
1000年に一度の橋を渡ることができるって、人類の中では宝くじ以上の確率。
1000年前の日本は平家の時代で、西暦はありませんでしたから、
私たちは初めての「1000年の橋を渡る日本人」ということになるんですね。
1000年後はどんな世の中になっているか分からないけど、1000年前の人々は
どんなだったろうと思いをはせるでしょう。」
記憶が定かではないですが、こんな感じですね。

その前説で、ノストラダムスの大予言や、東京大地震のウワサで公園へ非難した話などで
笑いをもらしていた観客も、だんだん静かにこのMCに聴き入っていくようです。
「ニューアルバムから時間にちなんだ曲を」と「Lost Highway」へ。

話題の「流星の夜」。もうダンボ耳状態で聴いておりますです(笑)。
今日はコーラス佐藤サンがかぶせている「雨の街を」がハッキリ聞こえました。
「14番目の月」では、隣のマダム達もついに立ち上がり、大盛り上がり。
ワタクシメはずっと夢見心地で終わってしまいました。

ん〜、この時期「届かないセレナーデ」が聴きたいなァ。>今年も暮れてゆくワ〜