福岡おまけレポ
(Update '99.9.4)
★宮崎編
宮崎空港。やや曇りがち。
8月20日(金)
修学旅行は福岡を除いた九州一周でした。それ以来、2度目の九州上陸。30年ぶり?!
まずは去年東京から転勤していった学生時代の友人の住む宮崎へ。
空港や市内までの道路沿い等、フェニックスやパームツリー等いかにも南国的な風景が続き、ここは
ハワイかグアムかサイパンかと思うような「脱力感を起させる」、やる気をなくさせる雰囲気。少し雨が
パラつくものの、大都会のジメっとした感じはなく、さわやかな位です。平和台公園、宮崎神宮と
手近な観光地へ立ち寄る。どこも森のような樹木が繁る、神武天皇ゆかりの土地らしい。県立美術館では
「安野光雅展」が開催中で、誘われたもののパスし、腹も減ってきたので、名物「チキン南蛮」に挑戦じゃ。
(地鶏も有名ですネ)
(左)宮崎神宮(右)「おぐら本店」の「チキン南蛮」。ナイフ&フォークの位置が逆(恥)
ガイドブックを信用して橘通りの裏道を探すこと15分。あったありましたチキン南蛮の元祖「おぐら本店」。
入口には新聞や写真誌が置かれ、モダンジャズが流れる気軽に入れる洋食屋サンって感じ。
1階は床スペースの割りにはカウンター席とテーブル2卓だけ(2階もあります)。キッチンはカウンタの
向こう側なのですが、仕切板が結構高く、コックさんの表情や奥に下げられたナベ類しか見えません。
注文したのはもちろんチキン南蛮。竜田揚風の鶏肉に、甘辛い絶妙なソースにたっぷりの刻みキャベツ
に添え物。このソースはきっと秘密のノウハウがつまっているんだろうナ。目の前に氷水の大きい
ピッチャーがおいてあるのもウレシイです。900円で大満足でした(なかなか空腹にならないです。
結構油っぽかったのかも?)。
勤めを終えた友人とは「海の幸」を堪能しながら、今昔の話で盛り上がりました。
ホテルへ戻り温泉に浸かり、しばし熟睡の夜。
青島ダァ〜(古い!)。当HPでは数少ない顔写真。
8月21日(土)
福岡行きのフライトまで、友人運転のクルマでドライブ。シーガイアあたりは本当に奇麗に
整備されていて、リゾート感覚満点。青島へ向かう道路沿いには、実に何キロも南洋植物が植えられ
ており、それはそれは壮観。これでまたヤル気をなくさせます。
青島は数分歩けば一周できる橋続きの小さい島。亜熱帯植物が生い茂る。太平洋はデッカイなァ。
海を見ると何故か気分壮快。
昨日とはうって変わって快晴、外にいるだけで汗が出る。これでも去年よりは涼しい夏だそうです。
彼は刺激がなくて最初は当地になじめなかったそうですが、住めば都と思っているようでした。
12時40分宮崎発→13時25分福岡着
★奈留島編
8月23日(月)
朝7時50分福岡空港発、五島福江行きのフライトから今日が始まります。
空港へ着いた頃は、けっこう雨が大降りになってきて、「天候によっては引き返す」条件付き。
ヲイヲイと思いながらも、行くしかありません。
雲の上まで出てしまうと、下界の天気は分かりません。約35分後、五島福江の空港へ着いた時は
曇ってはいたものの、雨が降りそうな気配はありません。
1日に6往復しか飛行機が飛ばない、こじんまりとした待合室だけの空港。
五島列島の中心であり、それなりの旧跡もあったりして、海の幸と歴史を訪ねる観光地を
目指しているようで、鉄人レース(トライアスロン)も行われるとか。
クルマで港へ行き、高速船に乗り換え、約30分でいよいよ奈留島到着。
福江と比べると、エラく寂しい感じの港。着いた所は正に岸壁で、街の案内地図すら何もないのでした。
(少し先に待合所があったのを知ったのは帰る時じゃった!)
とりあえず奈留高校への生き方を人に聞いてみようとすると、何と軽トラックで連れていってくれる
ことに。「いかにものサービスじゃないヨ」とクギをさされてしまいましたが、このお兄さんが
言うには、やはり漁獲量も落ち、若い人がどんどんいなくなり、寂しくなったとか。
確かにあまり人影が見えない。店も閉まっているところもあるし…
お蔭様で心臓破り(?)の急坂もスイスイ・ラクラク(かなりエンジンふかし気味だったけど)、
「小高い丘」の頂上にある、あの長崎県立奈留高等学校へ到着。
クラブ活動なのか、合唱の歌声しか聞こえてこない。とにかく静かです。
校門を入ったスグ左手に卒業生が植えた記念樹のスペースがあり、その正面にありましたありました
「瞳を閉じて」の石碑。けっこう大きく、立派な物で、ユーミンらしい少し丸い字体が深く彫られ、
金粉入りの黄色っぽい塗料により歌詞が鮮やかに目に入ってきます。
シッカリ拓本を取ってきました(とても全部は取れません、大きくて)。
ユーミンのサインがあると聞いていたので、靴を脱ぎスリッパに履き替えて校内へ。
事務員室の方に「見せていただけますか」と訪ねると、何とガラスケースから出していただいて
しまいました。すかさず写真撮影。「これ(ユーミンの石碑)くらいしか名所がない島でね…」と
本音も聞いてしまいました(ガイドブックにも載っているのには驚き)。
「ここへ来れてうれしい!」の文字、ワタクシメも全く同じ気分です。
日付を見ると88年8月14日、もう11年になるんですね〜。
インクの色も少し薄くなっているようです。
拓本画像は若干縮小しておりますです。((c)Hide.Don't download,Pls.) (中)拓本を取る同行のIサン。(右)直筆生サイン。
体育館の横の階段を上がると小さ目ながらグラウンドがあり、遠くに海が臨め、名もない(?)島影も
見えました。ユーミンは実際にここへ来てあの歌詞を書いた訳ではないけれど、何と見事にこの島に
フィットしていることか…
正午を過ぎて、学校帰りの高校生達と共に坂を下って行きました。
時折り雨がパラつき、雨と暑さしのぎに郵便局で時間をつぶし、船出まで過ごしました。
天気がイマイチで紺碧の海の色はおがめませんでしたが、おそらくきっと2度と訪れることもないナと
思うと、帰りの船が出る頃はやはり寂しさを感じずにはいられませんでした。
ちょっぴり人情にも触れることができました。
「瞳を閉じて」がいつまでも頭の中で何度も流れました。
「福江−奈留」はこんな高速船で30分。
五島福江→長崎→羽田、と飛行機を乗り継ぎ、3泊4日の九州行き=夏休みも終わってしまいました。