代々木 '99.6.12(Sat)★北1階E−11列(Update '99.6.13)

★何から伝えればいいのか。。

小田和正氏の歌詞ではないけれど、「何から伝えればいいのか」と少々戸惑う。
少なくとも私はこのようなエンターテインメントを今まで観たことがない。
地上、空中、水中に繰り広げられる達人たちの妙技の数々。どれもあっけに取られる程素晴らしい。
最初のアクト付きの曲、「人魚になりたい」で早くも涙が出た。
シンクロナイズドスイミングは初めて見たけれど、これ程まで曲に合っているとは驚いた。
ステージ真上のカメラはまるで昔のハリウッドレビュー映画のように、人体が作り上げる
様々な幾何学模様を大型スクリーンに映し出す。

空中、地上もサーカスのイメージにとらわれない、斬新で芸術的とまで言える演出だ。

★ただただ見とれてしまって。。

気が付くと2時間40分が流れていた。
それぞれの曲と演出の流れが示すもの、何だったのか1回ではとても十分に把握できず。
何回も鑑賞して、次第に理解していくというのは、贅沢でもあり、
もっとハッキリとしたメッセージがあっても良いのかもしれない。
かなり忘れてしまったけれど、「自分で夢の世界を構成して欲しい」というような内容の
ユーミンの冒頭MC。
「早くも胸が一杯です。困ったな。初日が大切ですね。」とユーミンも最初から感動している。
余りにもアクターの演技が素晴らしく、自分の存在を考えてしまったのか??

★今までのお決まりは考えない方が。。

コーラス、バンドが全面にアピールし、定番曲で盛り上がる。
今までのお決まりパターンは今回は期待しない方が良いようだ。
私の席からは、ステージ奥上手のコーラス、市川さん、小野さんはほとんど見えないし。
ただ、「ユーミン不在の正隆さんの作品」と言い切ってしまうのも違うと思う。
誰でも期待通りじゃないと、違和感があるハズ。
始めからこれは特別なイベントなんだと割り切った方が良いのではないだろうか。
自分の好奇心を刺激し、探求心に火がついた初演だった。