"Shangrila II in HongKong" (Update 03.11.01)

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 ・2003年
  10月10日(金)開演:20時30分、11日(土)開演:18時
 ・会場:香港體育館(香港コロシアム)




 ◆各種媒体のご案内

 (お知らせ:現地の新聞記事は大きく多いため、掲載はかなり遅れます。)

 ◇読売新聞('03.10.24付け夕刊)
 ◇朝日新聞('03.10.23付け夕刊:小倉エージ氏の批評)

 ◇ 公演の模様を報ずる10月12日付けスポーツ新聞各紙
 ・サンスポ(画像=104K + 9K)  ・スポーツ報知(画像=115K + 38K)
 ・スポニチ(画像=89K + 28K)  ・トーチュウ(画像=74K + 46K)
 ・日刊スポーツ(画像=68K + 49K)  ・デイリー(画像=86K + 23K)
 ◇ 同上サイト
  ・サンスポ   ・スポーツ報知   ・スポニチ   ・トーチュウ   ・日刊スポーツ



 ◆会場スナップ集(10日に撮影)

 夕方より小雨が降ったり止んだりの10月10日。
 ホテルから歩いて15分ほどで会場へ到着。
 19時頃、ほぼ無人の夜景を撮影。
 当日券売り場は写真の中央あたり。
 B席は売り切れ。「450HK$ x 2、連席」と書いた紙を
 出してA席を購入。漢字の力はスゴいですね。
 係りの女性は親切で座席図を出して説明してくれました。

(左)ここで公演されるポスターが並ぶショウウィンドウ(右がシャンII)
(右)オフィス部入り口前の「Today's Event(今日節目)」掲示板



 ◆Song List

 ・5曲目「守ってあげたい」(2公演とも)
 ・ダブルアンコール「春よ、来い」(11日のみ)
 ・その他は日本国内公演と同じ(→"Tour 2003"ご参照)



 ◆ Memories of 2lives in HongKong

 (過去のコメントも再録)

 正直なところ初日にスタンド最上段A席で鑑賞した方が、 ファイナルをステージサイド3列目SS席で見たのより良かったです。
 何しろ回りは現地の方ばかりで、反応が興味深かったです。
 とても鮮やかな衝撃は初日の「ダイヤモンド〜」から「かんらん車」に かけての体験です。雪の降り残りが舞う中、 天井に向けての幾筋もに分かれたビームライトが放たれると 突然会場内の温度感が変わったのです。
 声にならないため息、それが会場全体を包んだ感じです。
 そしてもう一度、電飾が灯りスケーターがリングと共に上空へと舞い上がる時。 ここで又もや会場の空気が音もなく揺れたように思えました。 拍手やかけ声など何もない静寂の空間にあふれる感動のオーラのような。 自分の思い入れもあるのでしょうが、本ツアーで一番好きなシーンに 当地のお客さんも反応を示されたように思い、自分もあらためて感動しました。
 空中バンジーの時もワ〜っと波が来た感じはしました。

 MCは冒頭の「Good Evening」に続いてハッキリした広東語で開始。
 客受けはとても良かったです。「ロンド(輪舞曲)」の前の時だけ 紙を見て読み上げていましたが、他はもう見事なものです。 ファイナルの日、神々の世界のところは、日本語、広東語の他にも 英語で「6月からのツアーも今夜でファイナル。燃え尽きたい。」 (確か、We want burn out here.)と語っていたと思います。

 どれだけの曲が当地のお客さんに浸透していたのかは分かりません。 「リフレイン〜」が始まっても当地のお客さんは無反応でした。 隣りの席のカップルふう英語圏の方、女性のかたは「二人のパイレーツ」が始まった時に ひとこと「Oh,beautiful」との言葉が口から出たように聞こえてきました。 「wanderers」の時は耳をふさいでました。

 とにかく全席スタンド、リンクと最前列の距離は日本のアリーナ会場とは 比べようの無いほど近いのです。 スタンドとステージの間には渡り廊下のような物が通っていて、 ポッカリ空いた空間には調整卓や車椅子席が見えました。 「守ってあげたい」の時はその廊下までユーミンが来てくれましたし、 クラウンが客席への行き来にも通るわけで、客席との一体感も増してくる仕組み。
 スタンドの傾斜は急なのでボールの奪い合いも危険ということでしょう、 「Glory〜」の最後ではボールは投げず手に持って上に掲げるユーミン。 クラウンアクト(決闘)でもトゲ付きの丸い物を放り投げるシーンが 上記空間の中に投げて煙がシュ〜ッと上がるように変わってました。 退場する時に降ったのは赤い香港の旗だったのは言うまでもありません。 クラウンアクトがお子様に思いのほか受けていて、なごやかムードを醸し出していました。


 (現地紙「新報」10月12日付けより)
 初日の開演は予定より遅れに遅れて20時55分頃。 23時前になると帰り始める客が続出。
 これは残念ですが余りに遅くて仕方ないかも。 でも頑張って残った人だけがジャッキーチェン氏の登場シーンを観られたわけ。 最上段の席から「白いバラを渡した」シーンは良く見えなかったのですが、 さすがにこの時の会場は大盛り上がりでございました。

 ファイナルの日もアンコールで帰る客がちらほらでした。 メンバー紹介の時は泣きながら、嗚咽をこらえながら、 一人一人の名前を飲み込むように紹介するユーミンの姿に あらためてファイナルなんだと、この時ばかりは感動しました。 Wコールで「春よ、来い」が始まった時はゴ〜ッという感じの盛り上がり。 自分の調子とは合わない手拍子も香港ならでは。

 今回の会場はキャパ5000人くらいでしょうか。日本のどこのアリーナよりも この公演にふさわしかったのではないでしょうか? 特に正面スタンド上部からの光景はきっと素晴らしいシーンになっていたと思われ、 DVDに是非とも収容して欲しいところ(自分はその席で見たわけでもないのですが)。

 会場では、日本では禁止されているペンライトのような光り物が振られたり、 アイスクリームを売っていたり、外に出てみればあきらかに違法販売と思われる ステージ生写真を売っていたり。
 泊まったホテルのエレベータの中に公演のポスターがあり喜ぶやら驚くやら。 終演後のグッズ売り場で東芝の人(?)に、日本語で「香港でDVDは発売しないのですか?」 という質問をしている香港のファンもおりました。 「みなさんの要望が多ければ・・」と答えておりました。
 小雨がちの蒸し暑い天気も含め、フリータイムも大充実。 何もかも香港の思い出になりました。
 本当に行って良かったと思います。
 ただし自分の好き嫌いは今さらもう変わらないのだな、とも思った次第。



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