(全てメモと記憶により書いております。)

★6月9日(金) (Update '00.6.10)
この日、東京も梅雨入り。
朝から小雨だったり、風が強くなったり、晴れ間も見える、変化の多い天候。
JR中野駅から会場までは、ズラ〜ッと、ダッフィー20名以上のお出迎え。
さすがに東京公演、お知り会いがワンサカ来ております。
開場・開演ともに約20分遅れ。沖縄公演から少し日が過ぎたためでしょうか。
遅れ=新メニュー、ということがあり期待しましたが、定番メニューでした。
・1曲目:ベルベット・イースター
・最初の衣装はレース地が多いタイプ
・アンプラグド:海を見ていた午後、巻き戻して思い出を
・2番目の衣装:クレープを巻いたような、といつも書いているタイプ
・アンコール時のTシャツ:ピンク
・ダブルコール:青いエアメール
・トリプルコール:ありませんでした

個人的には前回より約4週間ぶり。
それでも懐かしい新鮮な感じのするピアノ弾き語り。
この7曲+「Josephine」こそが、本ツアーのゴールデンラインナップだと思います。
ユーミンの声の伸びも良く、メンバーのサウンドも安定感バツグンで、
楽器のそれぞれが見事にブレンドされて聴こえてくる音響も素晴らしいです。
ピアノはステージぎりぎりに置かれ、あまり奥行きのないステージですね。
ユーミンご本人も、「Josephine」のあと、衣装がマイクスタンドにひっかかった
のでしょうか、そんなことを言っていました。

2回目のMCでのホールネタには笑ってしまいました。
「ここの会場は、私の歩みの中でも数々の思い出を作った所。
荒井由実復活コンサート、とか象が出るコンサートとか。
象の時は舞台のソデなんか、タレ流しで大変だったんだから・・(爆笑)
無理をお願いするため、会場のスタッフと野球の親善試合をやって
わざと負けたりしました(笑)。」
もっとゆっくりしゃべりたい、という感じもうかがえました。

たまたま今回、色々な会場のライブを観てきてしまったわけですが、
やはりこれが東京なのかという感じがしたのも事実。
結構、クールというか、シャイというか、おとなしいというかですね。。
「恋は死んでしまった」では、立つ客はまばらだし、アンプラグドでも手拍子ないし。
立てばイイ、叫べばイイというモノとは思っていなくて、要は客席との交流ですね。
でも、かけ声はかなりあり、ユーミンも楽しく返事していました。
「リフレイン」で導火線に火がつき、爆発は「アフリカへ行きたい」からでしょうか。
コーラスの振り付け指導(?)も、盛り上がりに勢いを加えてゆきました。
アンコール、最後の「14番目の月」になると、もうどこの会場でも一緒。
ライブハウス状態で、酸欠になりそう。。
ダブルコールでは、やはり感極まって涙声で
「あ〜、うれしい。どうもありがとうございました。」
手を振りながら舞台のソデに消えるユーミン。
同じ2時間なのに、過ぎるのがドンドン早く感じられるのが不思議です。

20時56分頃終了。
ちょっとMCがはしょり気味で、時間の制約があったのでしょうか?
30分早く始まる10日(土)の公演への期待が高まります。


★6月10日(土) (Update '00.6.11)
朝のうちから何やら涼しく、ずっと曇りがちのお天気。
開場は定刻、客の入場はスムーズに進むも、開演は少し遅れて18時15分頃。
正に「日替わり」のメニューでございました。
・1曲目:そのまま
・最初の衣装はカウントダウンの時と同じ、黒いドレスタイプ。
・アンプラグド:心ほどいて、やさしさに包まれたなら
・2番目の衣装:柄の細かい巻きスカートタイプ、といつも書いているタイプ
・アンコール時のTシャツ:ブルー系
・ダブルコール:青いエアメール
・トリプルコール:ありませんでした

昨日は仕事帰りの自分ですが、今日は週末の「のんびり感」に包まれて、
ゆったり気分でライブに臨んだわけですが、会場の雰囲気も今夜のほうが
ずっと熱気が暑かったです。
「恋は死んでしまった」で立つヒトの比率は、私の視界内で8割くらいでしょうか?
ユーミンもMCで何度か「近いですね、本当に」と言っては、客の掛け声に応じて
いました。
「お互い融合して、このツアー最高のステージにします!」とのエールもうれしく、
ダブルコールでは「東京でこんなの初めてだと思う。どうもありがとう。」
というところまで盛り上がりました。
ついついトリプルコールを期待してしまう状況。
ステージ上にお片づけ要員が出始めても、トリプルを求める手拍子が3分以上続く。
ツアーファイナルと同じような光景が、まだ東京の最終公演ではない今夜に
繰り広げられたのにはこちらもビックリ。
でも、なかなか期待には応えてもらえないんですね。
終演後はいかにも梅雨という感じの、弱い雨に変わっていました。