市川市文化会館('00.3.17)(Update '00.3.18)

画像=10K
((c)Hide 会場近影。18時撮影。だいぶ日没が遅くなったようです。)

全てメモと記憶で書いております。間違いご容赦下され。

★2年2か月ぶりの市川です
「REGEND OF THE ZUVUYA 」以来、ちょうど2年2か月ぶりの市川市文化会館。
JR本八幡駅を出ると飲み屋街で、ネオンに誘われつつも、会場へと急ぎ足。
駅からちょっとハズれると、もう住宅街。前に来た時と変わっていない感じです。

★7週間ぶりです
パシフィコ横浜最終日のあと、7週間余り。懐かしさと新鮮さが混ざった気持ちで開演を待ちます。
少し濃いめに思えるスモークが流れ始め、18時45分、ユーミン登場。拍手が暖かく沸き起こります。
今日は7列目。マイクスタンドが被さりはしましたが、スーテージメイクもコワく見える程です。
「ベルベット・イースター」で、またいつもの世界へ引き戻されました。ちょっと声が硬い感じ。
この後、後ろの男性客が彼女に(?)その都度、曲の説明をするのが聞こえてきます。
「これは荒井の時の曲だヨ」って感じで、微笑ましいやら、迷惑やらですネ。でもイイと思う。
最初の衣装は黒いレース地タイプ。

★舌好調です!
トークは絶好調のユーミン、ツアーも中盤にきてリラックス感満点です。
「会場の外にいる市川のオヤジにも、今日の市川は不思議ダ、と思わせるような
バイブレーションを体験していって下さい。」というような2回目のMC。
ツヤがあり、光る素材を付けた2番目の衣装で「Jpsephine」。声の感じは戻ったような。

アンプラグド準備の頃になると、客席もリラックスしてきて、しばしば客とコミュニケーション。
「調子に乗りやすいから」とけん制しつつも、舌好調は止まりません。。
去年のシャングリラの話題になると、すかさず拍手の反応に、「8割位の方でしょうか」。
「こちらでは代々木でしたが」と振るとまた拍手で、「6割位ですね」とキャッチボールもイイ感じ。
メンバー紹介の段になり、またまた「からくりエロ人形」発言。(横浜 '00.1.25 ご参照)
それでは「からくりエロ人形のみなさんを紹介しましょー」って、、?
まず市川さん。カクカクと身体を動かして、ロボットのように現れて会場爆笑。
「ご当地ミュージシャン、って感じですが」、でも本当はどこのご出身だったか忘れました(恥)。
田中さんの紹介の時も、更にプライベートネタ度は増し、例の「手作り枕」の紹介の時も、
「奥さんきれい。でも怒ると怖い。携帯も持たせてもらえないんですよね」と。恐妻なのかなァ。。
村石さんの時も、「所ジョージに似ているとも言われています」って感じです。

「海を見ていた午後」「巻き戻して思い出を」の2曲は変わらず。
ステージチェンジの時のミレニアムネタMCも、少し変わって、
「Y2K騒ぎの時にはカセットコンロと水をたくさん買い込んでしまい、今だに鍋ばかり」だとか。
「これからはCDも曲を選んで焼きこんだモノを買えたり、ネットで配信されるようになるらしいですね。
 LPしかなかった頃が遠くに思えます。過去の思い出は遠くなっていきます。
 過去はそうしていっしょくたになってしまうのでしょうか・・・」そして「Lost Highway」へと続きます。

★だんだん盛り上がる会場
始めはおとなしい感じに思えた今夜の会場ですが、やはり「リフレイン」からは立つ人が増えていきました。
村石・小野パーカッション合戦のあと、「アフリカへ行きたい」からは、もうスゴいことになってきた感じ。
ここの1階はけっこう傾斜があり、前から見ると客の一人一人まで見えそうで、かなり壮観です。
イっちゃっているような激しいダンスが続く、このあたりのユーミンの運動量はかなりなものでしょう。
声を出す合間の呼吸の表情が、前の席だと特に良く見えるわけですが、
キツイのをこらえて頑張っている姿に、こちらも感動してしまいます、いつもですが。
「星空の誘惑」になると、やっとステージ両サイドに近寄ってくれるのもいつも通り。
思わず手を振ってしまうワタクシメ(恥)。
盛り上がる客席、それでも本編最後の「流星の夜」では、静かに聴き入っていて、身体でリズムを取る人多し。
8時32分、一同退場しますが、手拍子・声援は音響の良さも手伝って、満場に響き渡ります。

★アンコール、そして初めての次回ツアーネタご披露
ピンクのグルービーTシャツを着ての再登場。「エネルギー、ビンビン来ました!」とユーミンも乗ってます。
最後の「14番目の月」が終わって、ステージを去りがたいように、ゆっくりソデへ消える頃、
客席の声援は一番、ひときわ大きくなり、後ろを見ても帰る人は見当たりませんでした。
そしてまたまた再登場。
「今回のツアーで一番スゴいみたい」とユーミンも少し興奮気味です。そして、
「次のステージは全然違うのをやります。逗子もやります。ずっとやります。」と
うれしい発言が飛び出しました。
涙ぐみそうな「青いエアメール」を聴き、またまた感動の夜。
やはり今回のツアーはこの位のホールが似合いますね。