パシフィコ横浜国立大ホール('00.1.22)(Update '00.1.23)

記憶とメモにより書いております。

・「動く歩道」より会場方向を撮影。大失敗作((c)Hide)

設計ミスは会場か?ツアースタッフか?

今日も初めて行く会場。桜木町駅から動く歩道に乗り、何やら妙にクリーンなショッピングゾーンやら何やら通り過ぎ、結構歩いて着いた、着いた。 でまたエスカレータで降りるとそこがロビーで、また今度はエスカレータを乗り継いでやっと2階席へ到着。

座席に着いてビックリ!前席の客の頭が邪魔でステージの前の方が全然見えないよん。フロアーの傾斜もゆるいです。最近は前列が微妙に半席ズレてて、観やすいホールもあるけれど、ここはそうなっていません。
まあそれも、1階の8列分をツブしてステージにしているから、とも言えます。そうなると、この見難さは制作スタッフの想像外のことかも?
本来のステージ部分の奥行きがないのがそもそもいけないンでしょう。
ツブした8列分って天井部に幕を上げ下げするスペースがないから、YMロゴも正にカーテンって感じで左に引きずられて行きます。
何かチャチっぽく見えてしまうナァ。
もっと良くないのは私の席からは1階席の客の様子が全く見えない事。
1階の前のほうが総立ちだったりすると、2階の客にもノリが伝わってくるってモンでしょう。

絶好調のユーミン、舌好調のMC

今夜のユーミンは調子がとても良さそう。声は低音から高音まで無理なく出ていた感じです。もう大丈夫。
MCでもノっている感じが伝わってきます。「NIGHT WALKER」の後でも、「象も、ダンサーも、サーカスも、
シンクロも、ウリナリも、TVのレポーターもいません」だって。
これって例のストーカー問題のことでしょう・・・。
そして「今日は行きますよ。土曜日ですからみんな帰らなくっていいでしょ?」という具合。

アンプラグド前には、「カウントダウンも終わって、おととい6になったんです。昨日・おとといは頭がボーッとしていて(言いませんでしたが)。
『Millennium』きのう発売でとってもいい曲ですのでよろしく。思い出に残る曲です」とPR。
そして、ついに出ましたエジプト旅行のご報告。23日のサウンドアドベンチャーでも話されていましたが、今夜が解禁日だったのでしょうか?
1月3日から10日間とのこと。神戸は帰国直後だったんですね〜、どうりで不調だった訳ですね〜。

「ピラミッド、ツタンカーメン、スフィンクス、色々と見たけど、ミイラ良かったなァ。マイブームになりそう。ミイラ、流行ってますよね・・・」って、
これはどこぞの何とか塾のことですよね?時事ネタ入りで可笑しいです。
「人間が備長炭のようになっちゃってて。4000年前の物が人の形になって残ってるのがスゴいワ〜。」と他にも色々と感嘆することしきりのMCでした。
アンプラグドの「海午後」の後では、「横浜ならではでしょう?」ともっとずっと話したい感じで、「何年か前、ドルフィンに行くと松任谷由実の名を出さずに電話したら、『満員です』。今度は『強気のドルフィン』って曲作ろうかナ」と、爆笑。

今日の出来事(?)

「恋は死んでしまった」。私が今まで見た限りでは、ユーミンはいつもティナさんとマイクを一緒に歌っていましたが、
今夜は踊る所から佐藤サンの横(一番左)に位置してました。
「星空の誘惑」では、ちょっと出だしがとちった所があって、惜しかったなァ。
アンコールの始めでも、「キャッチボールはうまく行きました。最初から行ける気がしていました!」と絶好調さをアピール。
「14番目の月」でも終盤、ジャジャ〜ンと終わりそうで終わらない、リフレインを何度も。ちょっとの工夫で盛り上がりますよね。
オーラスのWコールでは「マイクが入っていない!」と、どこかから声が聞こえ、マイクを交換しての「青いエアメイル」。
涙のように目のあたりに光るものが双眼鏡越しに見えました。

2階の客はクールなようで・・・

どうも1階は盛り上がっている感じなのですが(様子が見えないのダ)、どうも2階のほうのノリは中途半端でしたネ。
最高潮の「14番目」でも、ザッと見渡して4割位の客しか立っていませんでした。
Wコールを聴いたら「ハイ、終わり」って感じで、引きも早い早い。トリプルコールなんてハナから期待してないの。
まあ、それにしても調子が戻ったユーミン。
次の25日は今夜の恨みを晴らすように(?)グ〜っと前方の席になります。また違った感想になるでしょう。