京都会館第1ホール('00.1.17)(Update '00.1.19)

98年10月30日の「京都ゴルフ倶楽部50周年コンサート」以来、久しぶりの京都会館です。 ロビーの天井は低いし、どことなく古めかしい、しかし格調を感じさせるホールではあります。
1階席は全フロアーに渡りゆるい傾斜があり、どこでも良く見えそうですが、 2階席はちょっとステージから遠いかなと思わせます。今日の私の席は前から5列目。 客席の容積はかなりデカいのですが、ステージは正反対にエラく小さいのです。

最前の2〜3列はツブしてステージにしていました。それでもピアノはステージぎりぎりに置いてある感じ。 最初に気がつくのが、ステージ後方のセット。半円形でその淵にライトが設けられているアレですが、 今夜は半円が中央で重なってUの字みたいに見えます。ステージの幅が他より狭いのでしょう。 YMロゴもYの上には全然空間がないくらいで、ステージ空間の高さも他より低いようです。 このYMロゴが上がっていく時も、まず半分上がり、次に棒の付いた一番下の部分から 折り返して上げていくんですね。ステージ奥の巨大イラストの幕も同じように上がり下がりします。 アンプラグドの前でも、ステージに余裕がなく、ユーミンはステージ左端のほうで、 最前列の客のまん前でMCをしていました。

ユーミンの声の調子は戻っていました、良かった良かった。 「NIGHT WALKER」後のMCで、今回のコンサートの形式を話す時に、 「京都ではこういう感じでデビューの頃は良くやったなァ」と感慨深げです。 でも、やはり緊張はあるみたいで、「アフリカへ行きたい」では歌がわずかに出遅れ、「Now Is On」 では踊りすぎて(?)マイク位置に戻るのがぎりぎりの時も。ミレニアムがらみのMC、今日も「千年に一度の橋を渡る」 が出てきませんね〜。お目付け役って訳ではありませんが、結構気になります。

京都のお客さん、大人だなァと思いましたよ。年齢的にも落ち着いた感じの方が多いような気がします。MCで時々声がかかったり、私の前後の列では演奏中の私語が邪魔だったりはしましたが、 それは置いといて、「Now Is On」等でも始めは少ない手拍子がだんだん多くなり、最後までそれは止みません。拍手はコンサートの進行と共に大きく強くなり、 「リフレイン」からは1階席は総立ち。Wコールの「青いエアメール」では 聴くべき時はシーンとなって耳を傾けています。最後の退場時には最前の客とハンドタッチもありました。

やはり前の席はイイ。盛り上がりは正にライブハウスです。終わりの頃には化粧も汗でくずれてくるユーミンの頑張る表情が間近に見られ、 それだけでも感激してしまいます。
「中央フリーウェイ」での流れ星は今夜はありませんでした。アンプラグドも変わりません(18日は「心ほどいて」に変わったそうです)。 衣装は12月24日と同じ組み合わせ、アンコールでのTシャツは水色(青系)でした。